こんにちは。ブログをごらん頂きありがとうございます。
今回は樺沢 紫苑さん著【アウトプット大全】をご紹介したいと思います。
・樺沢紫苑さんのアウトプット大全についての要約を知りたい
・勉強するけどなかなか結果が思うようにうまく行かない
・アウトプットについて詳しく知りたい
・アウトプットでどうすればいいの?
アウトプットの効果的なやり方
アウトプット大全の要約
おすすめのアウトプット法
【アウトプット大全】の中身は、アウトプットの基本法則と80もの効果的なアウトプットの方法を分かりやすく図解で説明されています。
最後にアウトプット力を高める7つのトレーニング方についても解説されています。
樺沢紫苑(かばさわしおん)精神科医、作家
1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。
2004年からシカゴのイリノイ大学に3年間留学
SNS、メールマガジン、You Tubeなどで累計40万人以上に心理学、脳科学の知識・情報を分かりやすく伝え
【日本一、情報発信する医師】として活躍している
著者のアウトプットの一例
メルマガ、毎日発行 13年
Facebook、毎日更新 8年
You Tube、毎日更新 5年
毎日3時間以上の執筆
年2~3冊の本の出版
新作セミナー 毎月2回以上 9年連続
それでは早速この本の結論から参りましょう。
結論:読書をしてもアウトプットしなければ何も起こらないし成長することはない。インプット30%アウトプット70%を目安に。
というのが本書を読んだ私なりの結論です。
いきなりショッキングな内容で驚かせたかもしれませんが、実はそうなのです。
想像してみてください。
『本を月に10冊読むがアウトプットしない人』
『本を月に3冊読んで3冊アウトプットする人』
どちらが成長すると思いますか?
答えは『本を月に3冊読んで3冊アウトプットする人』です。
もう一つ質問です。
【本棚の本を一冊とってみてその本の中身を5分で話してみてください。】
もし、できなければその本を読んだことはあなたの成長につながっていないということになります。
よく著者の樺沢紫苑さんはセミナーなどでこの質問をするそうですが、ほとんどの人が答えられないそうです。
アウトプットしなければ成長できない、または知識として定着しないのはどうやら本当のようだ…
どのようにアウトプットすればいいのか?原則からお話しましょう。
アウトプットの法則①同じ情報を何度も使う
1つ目の原則は『2週間に3回以上使われた情報は長期記憶される』ことです。
脳に入力された情報は「海馬」に仮保存されます。仮保存の期間は2週間~4週間仮保存の間に何度も使われた情報を重要な情報だと脳は認識します
その情報は「側頭葉」の長期記憶に保存されます。
「側頭葉」に記憶された情報は忘れにくくなります。
アウトプットの法則②出力と入力のサイクル成長の螺旋階段
アウトプットの大切さは先程も説明したとおりですが、とはいえ新しい情報をインプットしなければアウトプットできませんよね?
インプットしてその情報を2周間に3回以上アウトプットすることで自己成長できると著者は述べています。インプットとアウトプットのサイクルを習慣化することが重要なのですね。
アウトプットの法則③ インプットとアウトプットの黄金比率は3:7である。
では、どのくらいの配分でインプットとアウトプットを行えばいいのでしょうか?
コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士の研究によるとインプットの2倍アウトプットに割り当てたときが最も効果が良かったそうです。
世の中の大学生のインプットとアウトプットの割合はインプット7:アウトプット3だそうです。
著者は大部分の人がアウトプット過多の傾向にあると分析しています。
アウトプットの法則④ フィードバックする。
インプットとアウトプットの比率やどのぐらいでなどの期間についてはお話してきた通りですが、まだそれだけでは、足りません。フィードバックしなければならないのです。
フィードバックとは評価することですが、アウトプットの内容について評価しなければ行けないということです。
私なりのレビュー
【アウトプット大全】は、アウトプットにフォーカスした本ですが、今まで私は本を読めばいいことがある。または教養が身につくと考えていました。
しかし、【アウトプット大全】を読んで打ち砕かれました。それでは脳内世界しか変わらず現実世界は変わらないことが書かれていたからです。
この本を読みながら実際新しく日記もはじめました。
また私のTwitterアカウントでは日々気づいたことなどをシェアするようになりました。
まだまだ、現実世界が大きく変わるまでは行っていませんが、ただ毎日とても充実しています。
読書や新しい気付きをSNSやブログまた日記にアウトプットする。以前は情報を受け身で受け流しており、実際、自分自身の成長については疑問が多かったです。
去年や一昨年の自分と比較してなにが変わったのだろう?
と年末になるたびに、考えていましたが、結局答えは“成長していない”ということだけ分かり、実際何をしたらいいかわからない悶々とした日々を過ごしていました。
【アウトプット大全】と以前に読んだ【7つの習慣】という本に出会い、最近はとても充実しています。
この充実感は何にも変え難くとても自分自身の人生を豊かにしてくれています。
あなたもぜひインプット→アウトプットのサイクルを上手に利用して成長の螺旋階段を登ってほしいと感じています。
それではここからはアウトプット大全より学んだ
“今日から使えるアウトプット”のコツを少しお話したいと思います。
アウトプットを楽しく行うコツ
アウトプットするノートとペンにこだわるべし
パソコン(タイピング)よりも手書きでアウトプットすると良い
手書きでアウトプットするとより事は研究によって明らかにされています。
「手書きでノートを取る学生」と「ノートパソコンでノートを取る学生」に分けて比較しました。結果は「手書きでノートを取る学生」の方が良い成績をあげ、より長い時間かけて記憶が定着し、新しいアイデアが思いつきやすい傾向にあることが明らかになっています。
効率よく学びたいなら手書きがよいということですね。
少しでも手書きのアウトプットが楽しくなるようにノートとペンにはこだわった方が良いと著者の樺沢紫苑さんまた、『メモの魔力』の著者で㈱SHOW ROOM社長の前田裕二さんも同じことを著書で書いていました。
高い目標を掲げない
アウトプットは一日だけやればそれでいいのではありません。継続して成長するためには、継続することが重要です。
先日私はこういうツイートをしました。
完全に【アウトプット大全】の受け売りですが、自分が大事だなと思ったことは即座にアウトプットするようにしています。
この中では目標達成の秘訣を書いていますが、やっぱり目標は達成したほうが嬉しいしもっと頑張ろうっていう気持ちになるじゃないですか。
ぜひ高い目標掲げず“自己成長”のための“自己投資”を少しづつ始めていきましょう。
こちらは個人的な感想も含めつつの内容ですが、【アウトプット大全】の本文には具体的な行動例が示されています。
こちらも明日からいや今日から始められますのでぜひお試しください
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
アウトプット力を高める⑦つのトレーニング法
- 日記を書く
- 健康について記録する
- 読書感想を書く
- 情報発信する
- SNSに書く
- ブログを書く
- 趣味について書く
日記に関してはそもそも、何について書いたらいいかわからない方は②の健康について記録することから始めることをオススメします。
その日の気分や体重などを記録していくのです。なれてきたら日記にもチャレンジしてみましょう。
その他も取り組み安い内容ばかりです。またSNSで発信するなどは無料でできますし、いいねの数やコメントなどによってフィードバックが受けられ一石二鳥なのでぜひ取り組んでみてください。
書く能力が上がる
『自己洞察力』『内省力』『レジリエンス』が高まる
『楽しい』を発見する能力が高まる
ストレスが解消される
幸せになる
上記のような効果があると樺沢紫苑さんは述べています。
この中で私が注目したのはストレスが解消されるということです。
ストレスがたまるといいことがないことをご存知の方も多いと思いますが、7つの取り組みを行うとその効果としてストレスが解消されるというのです。
ストレスは老化現象やうつ病また、重大な病にかかる原因とも言われています。
また、ストレスが少ないと晴れやかな気持ちになったり、前向きになったりすることもできます。
まとめ
- 人生はアウトプット(行動)でしか変えられない。
- 自己成長もアウトプットしなければできない
- インプットとアウトプットの黄金比率は3:7
- インプット→アウトプット→フィードバック→インプットのサイクルを習慣づけ成長の螺旋階段を登ろう。
今の人生を変えたいと思ったらアウトプットは不可欠です。自分の人生が満ち足りたものなら問題ありませんが、そうでなければ積極的にアウトプット(行動)しエラーを積み重ねましょう。