7分で分かる本のまとめ『7つの習慣』

RYOSAN

人生うまくいかないものだな。

周りの人間関係がちょっと大変。

仕事が上手くいかずに悩んでいます。

人生を今より豊かにしたい

 

そんな思いを持っている方、多いのではないでしょうか?

誰だって人間関係で悩みますし、今より人生を豊かに生きたいと思うのは当然です。

でも、なぜ豊かな人生を歩む人とそうでな人が生まれるのでしょうか?

原因は一つです。それは

習慣です。

この本では、スティーブン・R・コヴィー氏が25年に渡って成功者の文献を読みあさり、自分自身もコンサルタントとして働く傍ら成功者を研究してきて分かった共通の習慣

7つの習慣』を見つけ出したのです。

これからの人生を豊かに生きたい。

成功者の考え方・習慣について知りたい方はぜひお読みください。

スティーブン・R・コヴィー氏とはどんな人かご説明しましょう。

※目次から読みたい習慣だけ読むこともできます。

著者の情報

スティーブン・R・コヴィー氏は自分の運命を自分で切り開くための奥深いアドバイスをわかりやすく教えることに生涯をささげ、タイム誌が選ぶ世界で最も影響力のあるアメリカ人25人のひとりに選ばれている。

国際的に高く評価されるリーターシップ論の権威、家族問題のエキスパート、教育者、組織コンサルタントとして活躍した。 著書『7つの習慣』は全世界で販売部数3,000万部を記録し(40ヶ国語に翻訳)

20世紀に最も影響を与えたビジネス書の1位に輝いている。

ほかにも、『原則中心のリーダーシップ』、『7つの習慣 最優先事項』、『第8の習慣』、『子どもたちに「7つの習慣」を』などベストセラー多数。

147の国にサービスを提供する世界屈指のプロフェッショナルサービス企業フランクリン・コヴィー社の共同創設者。

ユタ州立大学商経学部終身教授、リーダーシップ学において同大学の名誉職ジョン・M・ハンツマン・プレジデンシャル・チェアに就く。 妻、家族とともに米国ユタ州で暮らした。

 

2012年7月、79年の生涯を閉じた。

まずは、『7つの習慣』で最も大事な考え方について簡単に解説していきます

インサイドアウト

インサイドアウトとは、物の見え方と本文では説明されてます。

人は物事をどう認知し、どう行動に移すのかを著者が調べていく内に次のことが分かったという。

『物の見方が人の内面の深いところで作用していること』

何を見るかということよりも、どのようなレンズを通して見ているかが問題であり、そのレンズが一人一人の世界観を作っている

同じ物事や出来事でも人それぞれ感じ方が違うのはその人それぞれのレンズで物事を見ているからだと定義されています。

また、『7つの習慣』での考え方習慣を理解する前に『個性主義』と『人格主義』という3つの単語を理解する必要があります。

 

『個性主義』と『人格主義』

著者は、最近の50年間に出版された「成功に関する文献」は、社交的なイメージのつくり方やその場しのぎのテクニックばかりを取り上げており、どれも表面的だということに気付いた。

そうした考え方を『個性主義』と著者は呼んでいます。

一方で、アメリカ建国から約150年の間で書かれた「成功に関する文献」は、誠意・謙虚・誠実・勇気・忍耐・勤勉・質素・節制・黄金律など、人間の内面にある人格的なことを成功の条件に掲げていました。

 

これを『人格主義』と著者は名づけています。
個性主義のアプローチは、あくまでも二次的なものであり、まず行うべきことは、一次的な土台として人格を磨くことである。

そうしなければ、長期的な成功は果しえないのです。
「7つの習慣」は人格を磨くための基本的な原則を具体的なかたちにしたものです。

その原則を守ることで、自らが変わり結果を引き寄せていく、という新しいパラダイム(物事の見方)を手に入れることができる。
7つの習慣とは、「依存」から「自立」、「相互依存」へと至る、成長の連続体を導くプロセスでもある。

そのプロセスは、「私的成功の習慣(第1~第3の習慣)」、「公的成功の習慣(第4~第6の習慣)」、「再新再生の習慣(第7の習慣)」と大きく3段階に分類することができます。

では早速7つの習慣を見ていきましょう。

  • 第1の習慣『主体的である』
  • 第2の習慣『終わりを思い描くから始める』
  • 第3の習慣『最優先事項を優先する』
  • 第4の習慣『Win-Winを考える』
  • 第5の習慣『まず理解に徹し、そして理解される』
  • 第6の習慣『シナジーを創り出す』
  • 第7の習慣『刃を研ぐ』

第1の習慣『主体的である』

人は状況や条件づけによって決定されると現代社会では考えられている。

日々の生活における条件づけが大きな影響力を持つことは認めるにしても、だからといって、条件づけによってどのような人間になるかが決まるわけではないし、条件づけの影響力に人はまったくなすすべを持たないなどということはありえない。

著者は本文でこのように書いています。条件づけとは生まれた環境や生まれた国または家庭環境であろうと推測できます。

言い換えれば自分自身の周りの環境はその人に大きな影響力は持つがその人自身の全てを決める、またはその運命に逆らうことが出来ないなんてことは到底ない。

そんな風に私は読み取りました。そのうえで『主体的である』とはどういうことなのでしょうか?

主体性とは、自発的に率先して行動することだけを意味するのではない。

人間として自分の人生の責任を引き受けることも意味する。

私たちの行動は、周りの状況ではなく、自分自身の決定と選択の結果である。

私たち人間は、感情を抑えて自らの価値観を優先することができる。人間は誰しも、自発的にかつ責任を持って行動しているのである。

自分の行動は周りの状況ではなく自分自身で決定していると自覚し自分の周りで起こる出来事全てが自分の責任であると考える、または捉えることが主体的であるという言葉の定義です。

関心の輪/影響の輪

『7つの習慣』では関心の輪、影響の輪という話があります。これも考え方として重要なので押さえておきたいところ。

これは、自分が主体的であるか自覚できる方法だという。

誰でも広くさまざまな関心事(懸念することから興味あることまで)を持っている。

健康や家族の事、職場の問題…(中略)自分の関心を持っていることを、知的にも感情的にも特に関心のないこととわけてみよう。

自分の関心のあることが関心の輪であるということです。ノートを取り出して以下の図のように書き出してみましょう。

この関心の輪の中にはさまざまな事柄が書かれてることだと思いますが、その中には自分が影響を与えられる事柄とそうでない事柄に分かれます。

自分の影響を与えられる範囲を”影響の輪”と定義します。こちらも図にしてみました。

こんな感じで図には自分の影響を与えられる範囲の事柄とそうでない事柄に分かれます。

自分の仕事の人間関係は自分の影響をあたえられそうですよね?

でも、消費増税は自分の影響を与えることはできない可能性が高くないでしょうか?

主体的な人はこの関心の輪の中でも特に”影響の輪”に労力を割き”影響の輪を広げるポジティブな作用があると言います。

 

つまり、この図が示す通り自分の影響の与える範囲のみに労力を割くことで”自分自身の影響の輪を広げることが出来る”ということです。

例をあげると、スポーツ選手や芸能人は自分の影響を与えられる範囲(自分自身)を磨き続けて一流のスポーツ選手や、芸能人になってほかの人にも影響を与えられるようになっているわけです

まとめると、自分の周りに起こっていることは自分の選択の結果であり、その結果に対しての反応も自分自身の選択であるということ。

また、自分の影響を与えられる”影響の輪”の範囲に労力を割くべきであるということです。

 

第2の習慣『終わりを思い描くことから始める』

終わりを思い描くことから始めるということは、とてもシンプルです。

自分に問いかけてみましょう。

『自分の葬儀の場面を真剣に思い描いてみて葬儀に参列する人々の心の中を思い描く』ということです。

泣いている人々がいて、あなたの事をなんと言っているでしょうか?想像してみてください。または、なんて言われたいでしょうか?

人生におけるすべての行動を測る尺度、基準として、自分の人生を思い描き、それを念頭において今日という一日を始めるということである。

そうすれば、あなたにとって本当に大切なことに沿って、今日の生き方を、明日の生き方を、来週の生き方を来月の生き方を計画をすることが出来る。

人生が終わる時をありありと思い描き、意識することによって、あなたにとって最も重要な基準に反しない行動をとり、あなたの人生のビジョンを有意義なかたちで、実現できるようになる。

個人のミッション・ステートメント

著者は『終わりを思い描くことから始める』習慣を身につけるのには”個人のミッション・ステートメント”を書くのが最も効果的だと本文で解いています。

個人のミッション・ステートメントはどのような人間になりたいのか、何をしたいのか、そしてそれらの土台となる価値観を書く。私はこれをエクセルにまとめました。

自分の思い描く人格・貢献・達成したことはなんでしょうか?

これが、『終わりを思い描くことから始める』ということです。

第3の習慣『最優先事項を優先する』

最優先事項を優先する』とは効果的なセルフマネジメントであると著者は言っています。また、第3の習慣を身につけるには第1の習慣、第2の習慣を身につけることだとも言っていますが、具体的に『最優先事項を優先する』とはどういうことなのでしょうか?

簡単に言うと『自分は日ごろ行っていないが行えばポジティブな結果が生まれる活動』を意識的に優先し活動することです。

下の図を見てください。

上の図では緊急ではないが、重要なものつまり『日頃行ってはいないが行えばポジティブな結果が出る活動』ということになります。

ここで、重要になってくるのが第2の習慣で少しふれた『ミッション・ステートメント』なのです。

ミッション・ステートメント』がないと自分の価値観が定まらず、自分のとって重要なことが分からず第3領域ばかりに目が行ってしまい、時間がなくなってしまうのです。

『最優先事項を優先する』とは言わば『ミッション・ステートメント』を決め自分の価値観に応じて自分の最優先事項を決めそれを”優先”して行うということなのです。

一般的な第2領域の活動を例に挙げておきます。

  • 適度な運動または筋トレ。
  • 読書。
  • キャリアアップのための勉強や資格取得。
  • 業界で影響力のある人に会う。
  • 家族との時間。
  • 将来を見据えた投資の勉強または副業など

本の一部ですが、第2領域の例を挙げました、第2領域は人によって違うので自分自身で考えてみる、創造してみることが大事です。

第4の習慣『Win-Winを考える』

第1から第3の習慣は”私的成功”がメインでした。第4~第6章は”公的成功”の領域になっていきます。

この章では人間関係で重要なお互いの利益になる事つまりWin-Winを考える。

人間関係の6つのパラダイム

Win-Win自分の勝ち、相手も勝つ
Win-Lose自分が勝ち、相手は負ける
Lose-Win自分が負けて、相手が勝つ
Lose-Lose自分も負けて、相手が勝つ
Win自分が勝つ
Win-Win or No Deal自分も勝ち相手も勝つ、それが無理なら

取引しないことに合意する。

この表のとおり人間関係には6つのパラダイムが存在すると著者は述べています。

Win-Winのパラダイム

Win-Winは、すべての人間関係においてお互いの利益になる結果を見つけようとする考え方と姿勢である。

何かを決めるときも、問題を解決するときも、お互いの利益になり、お互いに満足できる結果を目指すことである。(中略)

Win-Winは第3の案を信じることである。あなたのやり方でもなければ、私のやり方でもない、もっとよい方法、もっとレベルの高い方法だ。

こんなんな状況にあっても、お互いのためになる結果を本気で探そうとすることが大切ということなのですね。

 

第5の習慣『まず理解に徹し、そして理解される』

 

この習慣では、Win-Winの関係を築くために重要になってくる、「まず理解に徹し、そして理解される」ための傾聴方法について学ぶ。

我々は自分の経験からついアドバイスや自分自身の経験を語りがちです。それは親子のコミュニケーションに多くみられる現象です。ただ、この自分自身のに基づいてのアドバイスは注意するべきだと著者はいっています。本文では4つの自叙伝的反応と記してありました。

4つの自叙伝的反応

  • 評価する-同意するか反対する
  • 探る-自分の視点から質問する
  • 助言する-自分の経験から助言する
  • 解釈する-自分の動機や行動を基にして相手の動機や行動を説明する

どうでしょうか?自分のコミュニケーションを思い出すとこんな反応をしていることに気づきます。また、相手を理解するときに大切なスキルが『傾聴です』

『傾聴は4段階に分けられ』一番最高の4段階目は『共感による傾聴』であり、これは、相手を理解しようと聴くことであり、相手の身になって聴くことです。

第四段階の傾聴スキルが身につけば、相手は自分の助言を受け入れやすくなるでしょう。

第6の習慣『シナジーを創り出す』

シナジーは人生において最も崇高な活動であり、他のすべての習慣の目的とするものである。

シナジーとは、簡単にいえば、全体の合計は個々の部分の総和よりも大きくなるということです。

一プラス一が三にも、それ以上にもなるということです。各部分の関係自体が一つの「部分」として存在し、触媒の役割を果たす。それが、人に力を与え、人々の力を一つにまとめるうえで、もっとも重要な働きをするのである。
シナジーは、

  1. 高い「信頼残高」
  2. Win-Winを考える姿勢、
  3. まず相手を理解しようとする努力

これらがあいまって、シナジーを創り出す理想的な環境ができあがる。
シナジーを創り出すコミュニケーションでは、相互がそれぞれ出す最初の案よりも良い、第3の案を生み出すことができる。
互いの違いを尊重することがシナジーの本質である。

そして、逆説的に聞こえるかもしれないが、違いを受け入れ、尊重する為には、お互いが「自立」していることが必須である。お互いが自立しているからこそ、他者を知的・感情的・心理的に違う存在として尊重できるようになるのです。

 

第7の習慣『刃を研ぐ』

刃を研ぐとは、再新再生のプロセスである。

つまり、他の6つの習慣を果たすために最も重要な「あなた自身」の価値を維持し高めていくための習慣である。

具体的には、あなたという人間をつくっている四つの側面(肉体、精神、知性、社会・情緒)の刃を研ぐ。

肉体的側面を研ぐ自分自身の肉体に効果的に気を配り、大切にすること。体に良いものを食べ十分な休養をとってリラックスし、定期的に運動する。
精神的側面精神的側面は”核”であり、中心であり、価値観を守り抜こうとする意志である。
知的側面継続的に学ぶこと、知性を磨き広げていく努力をすることである。日頃から知識を吸収して知性を広げていこうと思ったら、優れた文学を読む習慣を身につける以外に方法はない。ぜひ一ヶ月に一冊のペースで読書を始めてみてほしい。
社会・情緒的側面日々他者と接している中で研ぐことができるため、他の側面に比べそれほど時間はかからないが、訓練は必要となる。第1、第2、第3の習慣を身に付けて自立し、第4、第5、第6の習慣を身に付けて相互依存の状態を創り出すスキルが身に付いていなければならない。

まとめ

いかがだったでしょうか?私はこの本を約2週間にかけて仕事の合間や家で読むことを続けました。しっくりくる内容が多く、自分の人生に当てはめて考えることで、非常に大きな学びになりました。

まだ読んでいないという方はぜひ手に取って読んでみていただきたい一冊です。

漫画版はこちら

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